『子どもの自己肯定感が高まる 天使の口ぐせ』本紹介
『子どもの自己肯定感が高まる 天使の口ぐせ』のご紹介です
著者:MCS認定トレーナー 白崎あゆみ さん
出版社:マキノ出版
1.読みたくなったきっかけ
この本の帯を見てもらえたら、世のママ達はみんな気になるのでは?
「何回も言ったよね?」
「こっちにしたら?」
「ちょっと待って」
こんな“悪魔の口ぐせ“使っていませんか?
え、毎日使ってる…。というあなた!
心配しなくても大丈夫です。
私も毎日使っていました…。
子ども達が保育園の頃から、ずっと仕事をしていた私にとって毎日が戦い。
耳が痛い事例の数々…。
気付かぬうちに“子どもの自己肯定感を下げる声かけ“をしていたんだな、と残念な気持ちになりました。
2.著者の紹介
白崎あゆみさんは、1981年6月27日、福井県生まれ。
(なんと、私の旦那さんと同じ誕生日で運命的な気すらする…)
上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、アビームコンサルティング株式会社を経て、
MRO北陸放送でアナウンサーとして10年勤務。
出産後はコーチングに転向。
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー取得後、実績の高さから講師育成トレーナーとなる。
TCS認定プロフェッショナルコーチの資格も取得し、コーチングセッションや保育園・幼稚園・こども園向けの
ナーサリーコーチングなどを行うほか、大手企業で管理職向けコーチング研修やエグゼクティブコーチングを
提供している。
3.この本の特徴
さまざまなシチュエーションごとに使える事例が紹介され、どこからでも読み始められる。
1ページごと、1事例ごとでも読める。
忙しいママにピッタリの構成!
【目次】
第1章 あなたの言葉を変えるだけで、子育てはこんなに楽しくなる!
第2章 褒めるときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
第3章 怒るときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
第4章 励ますときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
第5章 促すときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
第6章 止めるときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
第7章 子どもへの言葉かけで親の自己肯定感も変わる
4.私がお勧めする理由
子どもの自己肯定感は、親の小さな言動の積み重ねが大切
〜無意識に使いがちな “悪魔の口ぐせ“ を減らし、
“天使の口ぐせ“ を増やせば、子どもも親も自己肯定感が高まる
私を始め “悪魔の口ぐせ“ にドキッとした、全ての方に読んでいただきたい本。
小さな子がいるママ向けという訳ではありません。
小学生、中学生、高校生、そして社会人になってからも、
親子が関わり続ける限り続くコミュニケーション。
決して「もう中学生だから…」という事はないのではないでしょうか。
もうひとつ忘れてはいけない、おすすめの理由は巻末にあるQRコード。
著者である白崎あゆみさんの、天使の口ぐせ紹介動画が配信されます♡
5.感想とまとめ
いつまで経てば、言わなくても済むんだろう…と思っていることはありませんか?
あぁ、あと何回言えばいいんだろう…と思っていることがあるかもしれません。
私もずっと、そう思っていました。
でも、もしかして…
その言い方、伝え方、小さな頃からずっと同じように言っていませんか?
私は、良かれと思ってずっと同じように伝えていました。
中学生になろうと高校生になろうと、親の愛情は小さな頃と変わらない。
小さな頃に大切にして欲しいと思ったこと
この子が生きていくために必要だと思ったこと
それを変わらず言い続けること・伝え続けることが、私の役目のように感じていたのかもしれません。
でも、もしも本当に子どもに伝えたいのなら
その子にあった伝え方、言い方、タイミング、考え方があるのかもしれないですよね。
どんな大切な言葉も、教えも、相手に伝わって初めて意味が生まれます。
私が本当に大切にしたいのは、伝える役目でも、言ったという事実でもないと気付くことで
私自身の声かけが変わりました。
「子育てに正解はない」
マザーズコーチングを学び、この本と出会うことになった私ですが
“子どもの成長と共に、こうして私も一歩ずつ進んでいくのだ“と思えたら
不思議と悩むことも減り、不安もどんどん無くなっていきました。
この世界には、いろんな人がいるのだから、いろんな親子の形があっていいと私は思うのです。
どんな形であっても、一緒に笑っていられるなら、それは正解なのかもしれません。
たくさん失敗して、たくさん褒めて、たくさん傷ついて、迷惑かけて、かけられて。
でも、一緒に生きる。
そんな事を考えさせてくれる、そしてこれからも何度も開くであろう
『子どもの自己肯定感が高まる 天使の口ぐせ』
本のご紹介でした。
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